プロジェクトを始動させるには、パンデミックが必要だ
マリオン島は、プリンス・エドワード諸島のうち大きな島で、南アフリカの島々の王冠を飾る宝石と呼ばれる。 約28種の海鳥が繁殖するこの地では、植生や無脊椎動物を捕食するだけでなく、卵やヒナ、成鳥の営巣も行う外来種のハツカネズミ(Mus musculus)によって、これらの種の運命が問われているのです。 2017年4月、バードライフ・サウスアフリカ(BLSA)のFlock at Sea AGAIN! クルーズで、ケープタウン大学のピーター・ライアン教授が、BLSAがまもなく野心的な資金調達活動を開始することを発表しました。 目標は、マリオン島からハツカネズミを根絶すること。 このプロジェクトが成功すれば、マリオンで繁殖する地球最大の海鳥ワンダリングアルバトロスの個体数の4分の1を含む18種の海鳥の絶滅を効果的に防止することができるのです。 [...]
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